1月はイベント展開がなかったのですが、非常に大型の商談が進んだり、人材採用の活動を推進したりと、あっという間に時間が過ぎてしまいました。ものすごい楽しい1カ月を過ごしました。さて、今月は記事では当社の今年のキーワードとなるであろうEnTechについてお話したいと思います。
昨今、市場では様々な業種とITの融合された新サービスが注目を浴びています。
金融との融合:FinTech、人事との融合:HRTech、教育との融合:EdTech、さらには不動産業界におけるReal Estate Tech なる言葉も生まれています。うーん。トレンディですね。
そんな中、エンターテイメントの領域についてはTech系のワードとよりはVRというワードに注目が集まっているのではないでしょうか。2016年はVR元年なんておっしゃる方も多くいます。僕としても新しい体験をうみだす画期的なサービスを提供できることを考えるだけでもわくわくします。
当社の考えでは情報産業との密接な融合を考えるとき、VRというワードではなく、EntertainmentとITの融合である“EnTech”というワードを普及させていきたいと考えています。
当然のことながらVRゴーグルはいわゆるフロントエンドなのでそれだけではゲームは出来ません。これまで社会基盤として整備、普及されてきたネットワークからユーザの持つ多種多様のデバイスをフル活用することでようやくゲームとして成立するわけです。
つまりエンターテイメント領域も多分に漏れずIT産業の恩恵を受けてここまで成長をしてきたわけなのです。
例えば当社の提供するリアル逃走ゲーム®を構造は以下のように分解できます。
・サーバー環境(AWS)
・ネットワーク環境(ユーザ保有)
・デバイス(ios、Android)※OS稼働条件あり
・アプリ(iBeacon、GPS、ムービー再生、サウンド、バイブなど)
これはまさにデバイス普及と通信環境の整備がなくしては絶対に実現できないサービスでした。
ちなみにゲーム開発者にとってこれらのことは、ごくごく普通のことかもしれませんが、それでもBeaconをナビゲーションやクーポンなどといった情報配信だけでなく、ゲーム進行に密接に関係する鬼から受けるダメージのパラメーターにBeaconという技術要素をそのようなエンタメに適用している事例はまだあまり聞いたことがありません。いずれこういったITの要素技術がエンターテイメントの領域に適用されていくことは間違いないでしょうね。
ここで言わんとしていることはリアル逃走ゲーム®は、まさにエンターテイメントとITの融合であるEnTechのモデルケースであると考えていることです。
ここで実際に、2015年夏に展開した当社のリアル逃走ゲーム®をここで少しご紹介します。このゲームは、実際にガスマスクを身に着けた黒ずくめの鬼から逃げながら、スマートフォンを駆使しながら様々なミッションクリアを目指すリアルゲームです。一人一人にライフゲージがあり、ライフを気にしながらも果敢に鬼が出没するエリアを突っ切ったり、鬼からのダメージを軽減できるシールドというアイテムを活用しながらゲームクリアを目指すというまさに仮想現実の体験を提供するリアルゲームでした。
最後にプレイヤーと記念撮影をした風景です。
VRはもちろん次世代のゲーム業界を変えるインパクトがあると思いますし、いつでもどこでも世界中の人とプレイできる理想のエンタメ観であることは間違いないですね。 でもリアルにこだわる当社としては、ゴーグルの中にいるゾンビや敵と戦うよりも、リアルに目の前に現れる鬼やゾンビ(役)と戦う方がよっぽどゲーム性が高いとも思えるのです。地域や施設のリアルビジネスを展開される企業様とパートナーとなり、その地、その場所でより一層楽しむことができるリアルゲームを提供していきたいと考えています。
最後に既存のリアル謎解きゲーム、リアル逃走ゲーム®の2つのサービス展開をより深い体験としてデジタルを融合するEnTech! 今年のキーワードになりそうです。
みなさんはどんな体験をしてみたいですか?たくさんの期待に応えていきたいと思いますので、こんなことやりたいという希望があれば遠慮なく当社までご連絡ください!
※リアル逃走ゲームはDAS&Co.の登録商標です。
※iOSはApple,Incの登録商標です。
※AndroidはGoogle, Incの登録商標です。